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介護士の仕事の悩み

介護士に限らず、仕事には様々な悩みがありますが、介護士の場合はどのような悩みが多いのでしょうか。介護士の仕事の悩みについて特に多いのは体力的にきつい、ということです。

介護士としてできるだけ負担のかからないやり方についての技術を学んでいても、ベッドと椅子との移動介助やお風呂の介助など、相手の体重を支える必要のある場面は多いです。

腰や腕に負担がかかるため、介護士にとって腰痛や腱鞘炎は職業病と言ってもいいでしょう。慢性化した腰痛が仕事の悩みであるという介護士も多いです。このような体の不調を抱えて、できれば続けたいが体力的に無理と判断して辞めていく流れはよく見られます。

最近では技術の進歩で、移動やお風呂の介助ができる機械もできているのですが、まだ値段が高価であったり、機械だと温かみがないという印象があるため、なかなか導入は進んでいません。

また、夜勤があるのも体力的に辛い部分です。生活が不規則になれば体調を崩しやすくなりますし、夜勤は深夜に呼ばれたりすることもあるのでなかなか落ち着いて眠れず、睡眠不足にも陥りやすいです。

夜勤と日勤が交互に続いたりすると、夜の生活に合わせて調整するということも難しく、ますます体調を崩しやすくなってしまいます。

次によく聞かれる悩みは、精神的な疲れです。老人ホームなどでは認知症の方の世話をする機会も多く、そのコミュニケーションの取り方に悩んで疲れてしまうということも多いそうです。

また、介護度の高い利用者のお世話をする場合には、その分だけ精神的負担も大きくなります。身体も弱くなっている方が相手なので、一歩間違えれば大怪我ということにもなりかねません。

お宅訪問をするホームヘルパーの場合には、利用者だけでなくその家族ともコミュニケーションが必要となりますから、そこで良好な関係を築けずに悩む介護士もいらっしゃいます。

訪問介助の場合には間にケアマネージャーが入ることになりますので、ケアマネージャーとの相性が悪いと職場の人間関係の悩みを抱え込んでしまうことになります。

仕事を変えようにも人手不足でなかなか辞めさせてもらえずにずるずると続けることになったり、介護士が他にいないので担当を変えることもできずに精神的に参ってしまう人もいます。

同僚との確執という点では、介護士と看護師の関係性もあります。良好なところはいいのですが、中には介護士の方が看護師より技術的に劣った職種として見ている人もいて、そういった看護師と同じ職場になるとどうしても確執が生まれてしまいます。

そのほか、介護士の仕事の深刻な問題のひとつには、給料が安いということもあります。他人の命を預かる重労働であるにも関わらず、介護士の給料の相場は安いです。そのため、生活環境の変化で続けていくのが難しくなり、転職してしまうということも多いです。

経験を積んで施設のリーダーになったり、ケアマネージャーに転換できるようにするなどキャリアアップを図ることで多少の給料アップは期待できますが、それでも同年代の相場より安いということはよくあります。

これらの仕事の悩みから起こる別の問題として、介護士の離職率の高さもあるでしょう。体力的な問題、また金銭的な余裕のなさから、介護士の仕事を離職していく場合も多いです。

そのため、現場が人手不足になり、残った介護士は残業や休日出勤で回していかなければならなくなり、ますます負担が大きくなります。辞めるつもりはなかったとしても、現場が忙しくなりすぎて体調を崩し、やむを得ず離職していくということもあります。

介護士は実は力仕事であるのに、実際には女性が多いです。結婚したら家族を養う立場になる男性にとって、給料の相場が安い介護士を長く続けるのはなかなか難しいのでしょう。

しかし現場の仕事では体の大きい利用者の移動介助をする時など、男手があるとありがたい場面が非常に多いです。これもある種の人手不足で、現場の悩みといえます。

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